嵐の湯は山形県東根温泉に「たびやかた嵐湯」として経営していましたが、 経営上の問題により事実上の倒産。再起をかけた初代社長・井坂善行は、東北地方の旅館経営について研究調査し、健康に特化した温泉を作ることを決意しました。妻や旅館利用者と試行を重ね、温めたゲルマニウムと温泉水（ミネラル水）を併せて入浴すると腰痛に高い効果が見られることを発見。「石のお風呂」というスタイルで健康旅館として注目を集め、2002年 3月『嵐の湯』がスタートしました。翌4月には、あの細木和子氏が来館。『嵐の湯』を大変気に入り、生涯分の予約をとって帰られたことで、その噂は東根温泉中に広まりました。さらにその10日後、鉱石による生命体研究の第一人者、理学博士 川田薫先生が『嵐の湯』を訪れました。川田先生の20年に及ぶ研究の成果がプラスされ、現在の『嵐の湯』が完成したのです。健康主体の温泉は体の不調や痛みを訴える人たちの役に立ちます。

近年では都心部店舗へ有名女優、タレントなど様々な方が訪れるようになり益々のミネラル浴への関心が広がりを見せています。